ポメラニアンの特徴や性格、しつけの仕方とドッグフード




ポメラニアンの歴史は古く、17世紀に確立されてから現代まで世界中で愛されてきました。
日本でも好きな犬種ランキングには必ず名前が上がり、最近ではテレビCMに抜擢された影響もあって人気はうなぎ登りです。
そんなポメラニアンの、お世話に役立つ詳しい特徴やしつけのポイントなどをまとめました。

特徴

ポメラニアンとは、スピッツ系の犬種を小型化した種類で、顔周りから胸元にかけてひだのように重なった飾り毛があり、尻尾には羽根飾りのような長く豊かな被毛があります。
胴体は丸みがありますが、手足は小さく華奢で顔も小さく、大きな丸い目と小さな耳、すっきりと細い鼻先が特徴的です。
体高13~30センチ、体重2~5キロと、超小型犬に分類されています。
しかし品種改良の元になった中型犬の影響で、まれに大きく育つ個体もいますが問題はありません。
オレンジ、クリーム、レッド、ホワイト、ブラックなどが代表的な毛色ですが、タン(鼻と手足の先に色が出る)模様や、斑点、虎模様と多種多様な毛色があります。
長い毛先は密度が荒くふわふわとしていますが、根本は密生していて刈り込むと厚みが出るので、柴犬カットやぬいぐるみカットなどトリミングのバリエーションが豊富です。
ポメラニアンは平均寿命15~18歳と、全犬種の中では比較的丈夫で長寿な種類です

性格

活発で好奇心が強く、遊び好きでよく動き回り、いつでも遊んでもらおうとワクワクしているようなしぐさを見せます。
聡明で自立心に富むので、自信のある振る舞いを見せることも多いです。
人間にも犬に対してもフレンドリーで、仲間意識が強く家族と一緒に過ごせることを喜びます。
環境の変化に弱い繊細な面もあるため、初対面の相手に吠えて威嚇したり、来客に対して強い縄張り意識を持ったりすることもあります。
また、甘やかしすぎると飼い主に依存する傾向があります。
しかし、不安要素を取り除いたり、その都度しつけをしたり、的確な対応をしていれば問題行動が癖になることは減らせます。
ポメラニアンは知性が高くしつけの入りもいいので、あまり過保護にしないでルールを教えていけば、指示に従う賢い犬に育ちます。

手入れ

粗く長いトップコートと、短く密生した柔らかいアンダーコートが生えています。
直毛で手入れ自体は簡単にできますが、抜け毛が多くもつれやすいのでブラッシングは毎日しましょう。
また、アンダーコートは年2回生え変わるので、抜け毛の多くなる春と秋の換毛期はブラッシングの回数を増やしてください。
被毛の根本が厚く、抜け毛を溜めていると皮膚病のリスクが高くなるので、定期的にシャンプーやトリミングをして皮膚を清潔に保つ必要があります。
フローリングで暮らしている場合、足の裏の毛が長いと滑りやすく、関節を傷める可能性があるのでこまめなカットをおすすめします。
暑さに弱いので、夏は冷房で部屋を適温に保つ、お腹まわりをトリミングするなど、熱中症予防と体温調節が必要です。

しつけのポイント

外的要因にやや繊細なところがあるので、外が見えたり騒音が聞こえたりする場所では落ち着かず、吠え癖がつきやすくなります。
カーテンを閉める、ベッドやサークルは窓際を避けるなど、警戒心を刺激しない環境で過ごさせましょう。
また、飼い主に依存しやすい傾向があるため、甘やかしすぎると分離不安症になりやすく、一人で留守番ができない、飼い主の外出前後に過度に興奮するなどの問題が起きやすくなります。
留守番させる前に声をかけると、これから一人になることを余計に意識してしまうので、何事もないように装って黙って部屋を出ましょう。
飼い主さんの外出に集中させないために、音楽をかけたりテレビを付けておいたり、他の音で気を紛らわせると気付かれにくいです。
帰宅後は、過剰に褒めると吠え癖が付きやすいので、興奮している間は無視をするつもりで相手にせず、犬の気持ちが落ち着いてから優しく声をかけてください。
いずれも、不安や興奮するきっかけを作らないことがポイントです。

かかりやすい病気

小型犬に多い、気管支が潰れたように変形して息苦しくなる、気管虚脱という症状を起こしやすいです。
ポメラニアンは、骨格が華奢なため少しの体重増加でも影響が出やすく、肥満になると気管虚脱や膝蓋骨脱臼などのリスクがさらに高まります。
膝蓋骨脱臼とは、後ろ足のお皿がズレたり外れたりすることです。
他の犬種より、クッシング症候群という、副腎皮質から分泌されるホルモンが過剰になる病気になりやすい傾向があります。
元々ポメラニアンは、このホルモンの量が高めなので、少しの分泌量増加で食欲増加や多飲多尿、左右対称の抜け毛などの症状が現れやすいです。
また、ホルモン異常によって毛が抜ける病気には、皮膚が黒っぽく色素沈着する黒斑病もあり、これはオスに多い遺伝性のものだと言われています。
その他に、歯が弱く歯周病になりやすいので、食後の歯磨きは欠かせません。
酷い涙目や涙焼けを起こしやすい犬種ですが、流涙症の原因は先天性の涙道の異常だけでなく、瞳の傷や炎症などの可能性も考えて早めに動物病院を受診するようにしましょう。

ポメラニアンに必要な栄養素、おすすめドッグフード

歯に付きにくく虫歯や歯周病になりにくい、ドライフードがおすすめです
高タンパク質の食事が基本ですが、脂肪分と炭水化物の控えめなフードを選んで摂取カロリーを減らすなど、太らせないように気を付けましょう。
また、脂肪燃焼効果のあるカルニチンを多く含むラム肉を使ったフードもおすすめです。
骨を丈夫にするにはカルシウムだけを補給するのではなく、カルシウムとリンの比率が1:1~2になるように摂取すると効果的になります。
肌トラブルの予防と抗アレルギー効果、炎症を抑えるにはオメガ3脂肪酸を積極的にとりましょう。
皮膚のうるおい不足や毛艶が悪くなったときは、オメガ6脂肪酸の不足が考えられます。
これらの脂肪酸も、どちらかだけとり過ぎることのないように、オメガ3とオメガ6のバランスは1:4~1:2を目指しましょう。
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ポメラニアンの見た目だけではない可愛さや、魅力が少しでも伝わったでしょうか?
実際にポメラニアンをお迎えする前に、ペット用品の置き場所や生活リズムなど、住みやすい環境作りのイメージをしておきましょう。
忠誠心が強いポメラニアンと一緒に、お互いに支えあえるパートナーを目指してください。

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