老犬の食欲がない!水しか飲まない、おやつしか食べない原因はなに?




若いときはパクパクとドックフードや野菜を食べたのに、高齢になって食欲がなくなってしまった老犬。
近頃は「水しか飲まなくなってしまった」「おやつしか食べなくなってしまった」なんて、健康面を考えると不安で仕方がないでしょう。
どうして老犬は食欲がなく、水しか飲まないのか、おやつしか食べないのか、その原因についてご紹介します。




老犬が水しか飲まないのは危険なサイン

老犬がいつものドッグフードやおやつを食べない状態が2日以上続いてしまうのは危険な状態と思った方がいいでしょう。

もしかしたら老衰が進んでしまっていて、最後の日が近づいている可能性もあります。

老犬の食欲が急になくなり、水しか飲まない、おやつしか食べない原因

①病気を疑う
②加齢のために食欲がない
③体温が高いから
④ドッグフードが口に合わない
⑤認知症のために食欲を失う
⑥歯に異常があるから
⑦ドッグフードが美味しくない
■まとめ

①病気を疑う

老犬の食欲がない原因は、病気のために食欲がないでしょう。
老犬になりますと、免疫力の低下により病気にかかりやすくなります。
寒い季節にはお風呂から上がり、濡れたままでいれば風邪をひきやすくなるでしょう。
肺炎にかかりやすくなる老犬は、発熱や呼吸困難、咳、吐き気などの症状によって肺炎であるかが分かります。
他にも気管支炎や肝硬変、喉頭炎、慢性腎不全など様々な老犬に起こり易い病気を疑い、おかしいなと感じたら早めに病院で診察をしてもらいましょう。

②加齢のために食欲がない

老犬は加齢のために内臓の機能が低下します。
すると、若い頃は食べれた肉があまり食べれなくなり、肉を原料とするドッグフードを美味しく食べれなくなるでしょう。
消化も悪いドッグフードであれば、なおさらお腹が空かなくなりますから、ドッグフードを進んで食べなくなります。

③体温が高いから

うまく体温を調整し難くなる老犬は気温が高くなると食欲をなくし、ドッグフードを美味しく食べれなくなるでしょう。

④ドッグフードが口に合わない

ドッグフードが口に合わなければ、老犬は進んで食べることはできないでしょう。
いくら美味しく、素材が高級なものであっても、好きではない食材が含まれているドッグフードは食べたいと思いません。
犬だから肉が好きかといえばそうでもなく、ベジタリアンな犬もいます。
人間と同じように、年齢を重ねると魚を食べたくなることと同じで、脂っこくないものを食べたいと思うでしょう。

⑤認知症のために食欲を失う

認知症になりやすい6歳以上の老犬の場合は、遊ぶことにも興味を示さなくなります。
お腹が空くことも忘れてしまうこの老犬は、食欲がわくこと自体に気付かなくなるでしょう。
認知症になりますと無駄吠えが増えたり、名前を呼んでも素早く応答しない、オシッコやウンチを決められた場所にできなくなるなどの症状が増えます。
症状が表れたら、早めに動物病院で適切な治療をしてもらうことが大事です。

⑥歯に異常があるから

歯に異常があると食欲を失います。
高齢になると唾液の量が減るので、虫歯にかかりやすくなりますが、そのまま何も処置をしない状態では症状は悪化するばかりです。
虫歯は歯に穴があいたり、歯の変色などが見られるでしょう。
また、歯茎が赤く腫れたり、歯がグラつく、歯茎から出血する、口から異臭がするなどの症状が目立つなら歯周病を疑いましょう。
これらの症状を発見したらすぐに動物病院に連れて行き、治療をしてもらいましょう。

⑦ドッグフードが美味しくない

肉は食べれますが、どうも出したドッグフードを進んで食べないのなら、そのドッグフードが美味しくないから食べないのでしょう。
安いドッグフードには添加物や素材の悪いものが多く含まれており、味が悪いことが多いです。
これが原因で、味がしっかりしたおやつしか食べなくなるでしょう。
こういった場合は素材が良く、少し高めのドッグフードを選ぶことがポイントです。
保存料や着色料などの添加物を極力含まず、半生タイプを選ぶといいでしょう。
しかし、ずっと同じものを食べていると飽きて食べなくなりますので、今日はラムを、今日はサーモンをと、味にメリハリを付けることが大事です。

まとめ

老犬がドッグフードを食べないのは理由があるのですが、言葉が話せないだけに、どのような症状で苦しんでいるかが伝えられません。
症状が酷くなる前に、早めに病院を探し、連れて行くことが大事です。
病気や歯周病も急になるのではなく、除々に進行していきますから、日頃から老犬の様子をチェックしましょう。
そして、体に負担を与えないように、ドッグフードを徐々に変えていきましょう。